- 2010/06/04
- 春野菜苗の紹介(10) 「丸オクラ・赤オクラ」苗
春の野菜苗はほとんどありませんが
この時期も少し苗を
販売しています。
先日入荷した苗は
ケチャップなどで有名な
デルモンテのオクラの苗です。
デルモンテはトマトなど
オリジナルの品種の苗を
販売しています。
弊社ではここ数年
数品種だけですが
販売しています。
今回は丸莢のオクラと
赤のオクラを御紹介します。
丸莢オクラは
一般的にやわらかいと
言われます。
丸莢が柔らかいといわれるのは
五角のオクラのような
角がないからです。
五角も硬いわけではないのですが
収穫が遅れたりすると
実が硬くなり
角の部分はより硬く感じられるためですね。
丸莢を作られたことない方は
1度作って食べてみると
よくわかると思いますので
作ってみてください。
赤オクラは茹でると
緑色になってしまいますので
彩りを楽しみたいなら
生食しましょう。
オクラの栽培管理では
摘葉という管理があります。
摘葉の目安は
収穫するオクラの莢の下
1〜2枚の葉を残して
それより下の葉は
すべて葉を取り除きます。
オクラを作られている方は
品質向上のためにも
ぜひやってみてくださいね。
オクラの苗は数少ないですが
お求めご希望の方は
メールやお電話、FAXにて
お早めにお問い合わせください。
参考HP :デルモンテ紹介ページ
- 2010/06/03
- ハンギングビンカ 『トルネード』
今日は、少し変わった日々草を紹介します。
「トルネード」と言う名前で、
その名の通り、ぐるぐると渦巻きのように咲きます
つぼみが開いてきたところ
咲いた状態
花びらはフリルになっていてとてもかわいらしいです。
ハンギングにもおすすめです!
鉢植えでは、25〜30cmの鉢に3株が目安です。
20cmの鉢に2株植えてみました。
1ヶ月後にはどれ位になっているか楽しみです
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
育てる上での注意点としては、過湿に気をつける事です。
過湿は灰色カビ病や立枯病の原因になるので、
水は乾いたらたっぷりとあげて下さいね。
*1ポット(9cmφ) 498円(税込)
- 2010/06/01
- 落花生「おおまさり」に密着!! (1)播種、ベタがけ〜
メロンに密着していますが
ここでちょうど
落花生の「おおまさり」を
播かれた農家さんがいて
撮っても良いと
協力いただきましたので
落花生も収穫まで
見ていきたいと思います。
今回、播種した落花生は
以前ご紹介しました
「おおまさり」という
大実の品種です。
落花生は5月29日に播種されました。
マルチ、ベタがけで
播種、栽培します。
マルチは通常のマルチではなく
落花生マルチを使用しています。
通常のマルチでは
落花生のつるがマルチで滑ってしまったりして
地中にささらない事があります。
その点この落花生マルチは
落花生が落ちてマルチを突き破って
地中に入るようにできた製品です。
通常のマルチを使う場合は
花が咲いたらマルチの裂くか
ある程度の大きさの時に
マルチをとってしまいます。
その時落花生が大きいと
マルチの穴が小さくて
落花生に引っかかってしまいますので
注意しましょう。
今回、農家さんは
マルチだけでなく
初期にベタがけを
使用することにしました。
ベタがけの期待する効果は
乾燥防止と地温の確保
そして鳥の食害防止です。
鳥は種をほじって食べたり
苗を引っこ抜いてしまうので
特に初期(播種〜発芽)は
要注意事項ですね。
落花生は
10月中には収穫すると思います。
それまで色々あると思いますが
楽しみに見ていきたいと思います。
参考ページ : 「おおまさり」紹介ページ
- 2010/05/31
- メロンに密着!! (13) 芽かき、摘果、潅水管理〜
ハウスのメロンは
前回からちょうど1週間の
播種から81日目です。
通路に転がっているのは
摘果したメロンです。
地域によっては摘果メロンを
子メロン漬けとして
加工販売してる産地もあるように
摘果メロンを漬けて食べると
美味しいですよ。
1週間前と比べて
ネットが多く入り
普段見るメロンにだんだん似てきましたね。
これから玉ふきという作業や
玉に新聞紙をかける作業などが
行われていきます。
農家さんの防除がいきとどき
メロンの葉や樹を見ても
病気や虫による食害とも
あまり見られません。
ただこの先は
病気の発生しやすい
梅雨時期に入るので
より注意が必要になります。
ここからはほんとに
気が抜けないので
農家さんも大変です。
きれいなネットの
甘〜いメロンができるまで
もう少しですね。
- 2010/05/30
- ガウラ
店の駐車場に数年前植えたガウラが
今年も咲き始めました!
ガウラは「白蝶草」とも言い、
耐寒性多年草です。
花期は非常に長く、
この辺りだと晩秋まで咲いています。
花の色は、白と濃いピンクとあり、
ゆらゆらと風に揺れる姿が
蝶々のようでとてもかわいらしいですよ(^u^)
- 2010/05/30
- 毎月やりますよ!! お酒と農家さん
毎月、農家さんと夜集まる会が
昨日ありました。
この会は「下長窪野菜研究会」という
10名の農家さんの会です。
弊社も毎月呼んでいただき
時間が合えば出席しています。
夜に行われる会なので
テーブルには
お酒が並びます。
今日は弊社のブログの話になり
写真を載せていいといわれたので
遠慮なく載せさせてもらいました。
皆さんお酒が強いので
どんどんお酒が無くなります。
たねやの私は
お酒が強くないので
とてもついていけないです。
会ではやはり野菜の栽培の話や
品種の話、農薬や資材
肥料など農業の話はもちろん
町内の話やまあいろいろの話が
飛び交います。
お酒が入ってはいますが
やはり農業の話が多く
時には白熱した意見が
飛び交うこともあります。
(寝ちゃう方や酔っ払っちゃう方もいますよ!)
こうしたざっくばらんな話が
農家さんとできるのは
とてもありがたいですし
勉強になります。
厳しい事を言われることもありますが
わいわいがやがや楽しいです。
農家さん達「下長窪研究会」は
オリジナルの出荷テープを使い
三島や長泉、沼津など
近隣のスーパーや小売店
直売所などに並んでいます。
テープを見かけたら
ぜひ1度買って食べてみてくださいね。
上の写真は
長泉町の特産品の一つ
「大和芋」を使って作られた
「いもおとこ」という焼酎です。
長泉町の酒屋さんなどで
買えるそうですので
ご興味ある方は
長泉町に走りましょう!
くわしくは下の参考HPを
ご覧ください。
味は臭みがなく
飲みやすい焼酎との事です。
焼酎「いもおとこ」参考HP : ながいずみ観光交流協会
- 2010/05/29
- たねやの先生は農家さんです!
たねやは種を売るにあたって
お客さんに説明したり
品種を紹介・おすすめしたり
作物の事を話せないといけません。
(当たり前ですが・・・)
たねやの私は
店に入る前に
メーカーさんの農場で
2年間研修を受けました。
2年間で農業がわかるわけもなく
店に入ってもわからない事だらけで
店でお客さんと話もできない事も
しばしばでした。
そんな日々でしたが
ある時、わからないはわからないで
実際に見て、聞くしかないと思いました。
それには農家さんに聞くのが
一番だと思いました。
地元で作物を作るにあたって
一番良く知っているのは
農家さんです。
幸い農家さんは
色々なことを教えてくれました。
そして宿題をもらい
メーカーさんに聞いたり
自分で調べたり
そうして少しづつ農家さんと
話ができるようになってきました。
今日も農家さんに畑で
話しを聞いてきました。
写真はそのときに
畑で撮った写真です。
まずは玉葱ですね。
今年は天候不順の影響で
トウ立ちしてしまう農家さんが
多いとの事でした。
写真の農家さんは
玉葱の苗を通常とちょっと違い
2月に植えつけしたと聞きました。
玉葱苗は11月に植えつけしますが
2月に植え付けする事も可能です。
写真のようにちゃんとできますよ。
畑の近くの田んぼには
おたまじゃくしが泳いでいました。
このおたまじゃくしは静かですが
カエルになるとまあうるさいくらいに
よく鳴きますね。
季節感は感じられますが。
次は白葱(根深)です。
白葱農家さんの多くは
土寄せ前に写真のように
わらを敷きます。
わらを敷いて追肥をまいて
土寄せするそうです。
なので白葱農家さんは
わらをたくさん保管しています。
もらえませんが・・・
(わらを欲しがる方が結構いるので)
次は落花生です。
落花生の敵の一つが鳥です。
鳥は種を食べるだけでなく
芽が出てまだ小さい苗を
つまんで引き抜いて
遊ぶそうです。
なので農家さんの畑では
鳥よけの糸を張り巡らせ
銀色の紙のおどしもつけていました。
農作物の動物被害は
本当に深刻です。
収穫まじか、明日市場に出荷すれば
数万円と言う農作物が
朝には動物が食べに来て
パーになってしまうこともあります。
農家さんは野菜を売って
生活しているので
そんな動物は憎い存在です。
次は赤シソです。
赤シソの価格を左右する作物があります。
皆さんもわかるかと思いますが
それは「梅」です。
梅が豊作の年は
赤シソの価格は割と安定して
年によっては高値で
取引されることもあります。
今年は3月・4月の異常気象(雪や霜)の影響で
梅は不作のようです。
きれいな赤シソですが
安いのでは農家さんは
かわいそうですね。
3月・4月の異常気象の影響は
今後も色々なところで
みられると思います。
最後の写真は
葱の畑で農家さんと見つけた
鳥の卵です。
葱用に敷いたわらに
巣を作り卵を産んでました。
農家さんは困っていましたが
その場所はもう管理しないで
鳥のためにそのままに
してあげるそうです。
「土に埋めてしまってはかわいそうだな」と
棒をたてて目印をして
土寄せや農薬などで
殺さないようにしてあげるそうです。
鳥にとっては
優しい農家さんの畑に産んで
よかったですね。
まだまだ農家さん達の畑では
いろいろな作物が作られていて
いろいろな話を聞きました。
宿題も出ているので
頑張って答えを見つけます。
- 2010/05/27
- だし巻き卵をご賞味ください!!
以前ご紹介しました
三島の本町にある「旬風亭」という料理屋さんですが
行かれた方はいらっしゃるでしょうか?
行かれた方は
もしや食べたかもしれませんが
「旬風亭」の「だし巻き卵」は
2月オープン当初から好評いただいているようです!!
店主は京都の料亭で
修行していた過去が
ありますのでその腕で
作られる「だし巻き卵」は
だしの香り・味が卵と相まって
そしてふんわりとして
美味しいですよ!
上の写真のように
木の下駄のような道具を使って
きれいな卵焼きを
作ってくれます。
たねやの私は
ほとんど料理しないので
調理を見てると
すごいきれいに作るなと
感心します。
「だし巻き卵」は
お土産用にも
作ってくれます。
以前はランチタイムも
営業していましたが
今は月曜日〜土曜日の
PM6:30〜の営業になっています。
ぜひ1度行って見てください!
卵焼きが好きな方は特に行ってみてほしいです!
以前の紹介ページ : 「旬風亭」
- 2010/05/25
- 袋で野菜を作ってみよう! ?ぞくぞく着果中〜
5月も残すところ
あとわずかですね。
月日の過ぎるのは
早いものですね。
5月は晴天になると
半袖でも過ごせるような
暑い日が何日もありましたね。
暑さに雨風に耐えながら
袋栽培のミニトマトは
植え付けから今日で43日目となりました。
1番花が咲いてから
約30日ほどが経ちました。
倉庫なので
日当たりが少し悪いせいもあって
着色はまだ見られません。
1房にだいたい10果ほどが
ついています。
樹も大きくなり
今は4段目の花が
開花するところです。
ここまでは病気や
目立った虫害もなく
きれいな状態にあります。
防除には
竹酢や松脂等を主成分に作られた
資材を使っています。
また「商品紹介」ページで
御紹介したいと思います。
上の写真は
2段目の果房です。
着果も良く
大きくなってくれると
いいですね。
楽しみです。
- 2010/05/24
- メロンに密着!! (12) 芽かき、摘果〜
ハウスのメロンは
播種から94日目です。
メロンは芯を止めて
わき芽かき、摘果が
仕事になっています。
メロンの実は
前回よりもまた大きくなっていました。
樹によっては
ヒビも入ってきました。
メロンのネットは
ひび割れの傷を治す
いわばかさぶたのようなものです。
このヒビの入り方で
ネットのよしあしが
決まります。
栽培技術的な面もあるので
経験がやはり必要ですね。
上の写真はハウス内に
何枚も吊るされている
「カビとりマッセ」という資材です。
「カビとりマッセ」は
炭化綿という写真の資材に
特殊な液体を吹きかけて
空気中に浮遊するカビ類を
吸着するシートです。
ウドンコ病や灰色かび病などの
抑制効果がみられます。
ハウス内で栽培されている方には
面白い資材ですので
ご興味ある方は弊社まで
お問い合わせください。