前回から出荷もはじまり
はたけからはだんだん法蓮草が減っていき
土の部分が多く見えるようになってきました。

前回出荷された法蓮草は値も高かったそうで良かったです。

20100123-s_DSC03964.JPG

20100123-s_DSC03957.JPG

収量性や葉折れ、作業性は良いのですが
生育が思っていたよりややじっくりしていたので
伸長性に課題が残りました。
別の品種に替えるか
栽培途中からでもトンネル栽培にするなど
現状を変える必要がでてきました。

20100123-s_DSC03961.JPG

20100123-s_DSC03976.JPG

収穫は上の写真のように
地際で切られた法蓮草をコンテナに入れ
出荷作業する場所へ運ばれます。

この日は風が強く収穫作業は大変です。
法蓮草は軽いですが
腰をかがめての作業は
楽な仕事ではありません。

そしてこのあとは
出荷の調整作業して
法蓮草を水洗いしなければなりません。

農家さんの手は
冬の水仕事やはたけ仕事で
あかぎれができていました。

そうしてやっと
市場に出荷する事が出来ます。
私たちの口に入るまでには
手間と苦労がかかっていますね。

今回ブログで
種まきから出荷まで
追ってみる事が出来ました。
私自身も楽しかったです。

途中ネキリムシや立枯れ病
生育が遅くなってしまったりと
いろいろありましたが
無事出荷出来て良かったです。

農業は自然相手なので
何があるかわかりません。
結果が良くてうれしいです。

ここを見てくれた皆さんが
スーパーなどで法蓮草などを買う時や
食卓で食べる時にでも
はたけで小さい種から
育てている農家さんがいる事を
少しでも思っていただけたら幸いです。

「食」は生きていくうえで
とても重要な行為です。
その「食」は色々な苦労や犠牲のもとに
成り立っている大切なものだと思います。
私をはじめもっとみんなで
食べられることのありがたみを
考えないといけないですね。

次回は別の作物に
密着したいと思います。
ありがとうございました!