- 2014/01/29
- メークインタイプの期待の品種「ピルカ」のご紹介
冬も真っ只中の1月後半ですが
種屋の店内は新種の入荷も揃ってきて
売り場はにぎやかになってきました。
この時期資材なしに畑に播種や定植することは
ほとんどありませんが、来る春〜夏に向けて
種やイモ類などお求めいただくお客様が増えてきました。
そんなこれからの野菜のジャガイモから
一つ品種をご紹介いたします。
「ピルカ」は「男爵薯」や「メークイン」よりも多収で
ジャガイモシストセンチュウに対して抵抗性を有するため、
センチュウ被害を低減できることに加え、「ピルカ」を栽培することで
栽培ほ場のセンチュウの密度を大幅に低減することができます。
また、センチュウの未発生地では、新たな発生を未然に防ぐことができます。
「メークイン」は当地三島では主力の品種で使われておりますが
病気に弱く、苦労されています。
「メークイン」と食味では違いがありますので難しいところが
ありますが、食材として形質は「メークイン」のように
煮崩れしにくく、形状も似た形になります。
また「メークイン」よりも芽が浅く、皮がむきやすいです。
上の写真は昨年の「ピルカ」です。
やや大きめで小さいものが少なく、
収量は確かに上がりました。
ご興味あります方、お求めご希望の方は
お手数ですがメール、またはFAX・お電話にて
お気軽にお問い合わせください。
もう一つ簡単にご紹介。
上の写真はタキイ種苗の「京くれない」という品種です。
一般的な人参と比べ赤みが強いのが特徴です。
金時人参のように赤いですが、長さは20〜22cm程度になります。
試作農家さんの反応も上々ですので
今後は直売所等に並ぶかもしれませんのでお楽しみに。