法蓮草に続きまして
この春〜初夏にかけて
密着する作物は「メロン」です。

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日頃よりお世話になっている
農家さんにお願いしまして
メロンの栽培風景を
見ていきたいと思います。

今回の農家さんが栽培するメロンは
贈答用などに使われる
アールスメロンです。
アールスメロンは
マスクメロンと言われるたりもします。
特長は外観の網目(ネット)と
柔らかい肉質
また芳香と上品な甘みですね。

栽培面での特徴は
温度や水管理・タイミング等によって
玉の形状やネットの入り方に
大きく影響します。
栽培技術で経験と細やかな管理が
必要とされます。

栽培はすでにスタートしていまして
2月20日にトレーに播種。
3月4日より7cmのポットトレーに
鉢上げされ、終了しました。

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メロンは15〜40℃の範囲で発芽はしますが
発芽適温は28〜30℃で一斉発芽を心掛けます。

メロンの根は浅根性(浅い部分に根が多く分布する)で
数本の太根から多数の細根が
深さ10〜15cmのところに張ります。
適地温は20〜25℃で
根毛発生の最低温度は14℃、最高は40℃です。
地上部の日中の適温は25〜28℃、夜間18〜20℃です。

参考:タキイ種苗HPより

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鉢上げされたメロンが
整然と並んできれいですね〜

これから定植までハウスの育苗床で管理されます。

この時期は気候(気温等)が
日によって大きく変わるので
ハウス内の温度管理も大変ですね。

これから収穫まで色々気をつけながら
見ていきたいと思います!